厚生年金と国民年金、みんないくらもらえているか

納付期間が25年未満の場合は実際にはどのくらいの年金月額を受け取っているのでしょうか
前項と同じ資料の中から「男女別年金月額級別通算老齢年金・25年未満受給権者数」でみていきましょう。

納付期間25年未満の人の年金受給額

国民年金の年金月額

  • ~1万円未満…16万1612人
  • 1万円以上~2万円未満…38万1507人
  • 2万円以上~3万円未満…28万2703人
  • 3万円以上~4万円未満…9万6424人
  • 4万円以上~5万円未満…2万1452人
  • 5万円以上~…1401人

納付期間が25年未満の方の中で、先ほどの平均月額約5.5万円を受け取っている割合は全体の0.5%のようです。

87.4%の人は3万円未満の受給額となっていますので、将来確実に受け取るために毎月きちんと納めていくことが大切です。

また国民年金だけでは老後の生活費としては賄いきれませんので、納付と同時に貯金や資産運用で少しでもお金を増やしておくことがポイントになりそうです。

厚生年金の年金月額

  • ~5万円未満…443万4031人
  • 5万円以上~6万円未満…187万6011人
  • 6万円以上~7万円未満…262万9755人
  • 7万円以上~8万円未満…261万9886人
  • 8万円以上~9万円未満…168万619人
  • 9万円以上~10万円未満…81万2242人
  • 10万円以上…67万882人

厚生年金受給者でも、10万円以上受け取れている割合のは全体の4.5%です。

老後に必要になる最低限の生活費は約22万円と言われていますので、ほとんどの方が毎月10万円以上の赤字が出る計算になります。

厚生年金だからと安心せず、納付期間が短いと分かっている場合は現役で働けるうちにお金を増やしておくことを心がけていきましょう。

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尾崎 絵実

短期大学卒業後、富国生命に入社。その後、大手保険代理店を経て、ファイナンシャルアドバイザー業務に従事。これまでに約1000以上の世帯からお金のご相談を受け、ファイナンシャル・プラニングを実施。常に最新の情報を把握するように努め、保険だけではなく、様々な金融商品を活用した総合的な資産運用を目指す。2020年 MDRT 日本会会員。三級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)