コロナ禍で当たり前になりつつあることは?
今までは当たり前ではなかったことが、当たり前になりつつあることはたくさんあります。筆者が特に変化を感じているのは「企業のオンライン化」「テイクアウトの一般化」「マスクや手洗い習慣」の3つです。
企業のオンライン化
COVID-19の感染拡大を阻止するために始まった「企業のオンライン化」では、多くの労働者が在宅ワークを体験しましたよね。特に「オンラインミーティング」は非常に効率的で、設備や環境をきちんと整えさえすれば、会議室に集まってミーティングするよりも効率的に会議が進むこともあります。
一度オンラインミーティングの便利さに気づいてしまうと、COVID-19の感染拡大が落ち着いたとしても、オンラインミーティングを利用してやり取りをした方が効率的と考え、継続する企業も出てくるでしょう。オンラインで問題なく進められる業務内容であれば、わざわざ会議の場所を確保してそこへ人を集める必要がないからです。
また、筆者の息子が通う小学校では、定例の全校集会がオンライン化になりました。全生徒が一斉に集まるのではなく、各クラスに設置された端末から校長先生の話を聞くそうです。もちろん対話で得られるメリットもありますが、この忙しいご時世です。オンラインでサクッと終わらせた方がいい内容に関しては、今後もオンライン化は続いていくことでしょう。
テイクアウトの一般化
テイクアウトの一般化も、withコロナの生活様式では当たり前になりつつある取り組みです。今までテイクアウトといえば、ファストフードやカフェなどの店舗が中心的でした。
しかし、コロナ禍では「高級料亭」「居酒屋」「フレンチ」など、今まではテイクアウトがなかったジャンルの飲食店まで、テイクアウト事業に参戦しています。テイクアウトが一般化してきたことで、消費者は「自宅で食べる」「車内で食べる」などの行動が定着し、感染拡大を抑止する3密の回避につながっていると感じます。
個人的には、周りの客に気を使わず料理を楽しめるテイクアウトは大賛成!コロナ禍によってテイクアウトできる店舗が増えたことで、より多くの食事を楽しめるようになりました。