なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりましたが、上昇率は日経平均株価より小さくなりました。それでも、ようやくTOPIXも年初来高値更新が見えてきたようです。
東証マザーズ株価指数は4日ぶり反落、売買代金は32日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億2,872万株、売買代金は2,737億円となり、いずれも概ね先週末並みでした。売買代金は144日連続で1,000億円を超え、32日連続で2,000億円を上回るなど高水準を維持しています。
ただ、一部主力銘柄が利益確定売りに押されたこと等から、株価指数は4日ぶりに反落しました。現在は1,200ポイントを固める状況にあるようですが、依然として上値は重いようです。
ファストリが3日連続で上場来高値更新、オリンパスは高値更新後に売られ下落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- 東京エレクトロン(8035)
- ソフトバンクグループ(9984)
ファーストリテイリングと東京エレクトロンが3日連続で上場来高値を更新し、ダイキン工業(6367)も上場来高値を付けるなど、日経平均株価の大幅高に大きく寄与しました。ちなみに、ファーストリテイリングは先週1週間で最大+11%弱上昇し、3月中旬のコロナ暴落時に付けた安値から2倍超となっています。
また、国内ではコロナ第3波の影響が懸念される中、先週売られた空運株の買い戻しが続き、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が揃って急騰しました。
さらに、為替相場で円高が進んだものの、自動車株も大きく買い戻され、マツダ(7261)、日産自動車(7201)、日野自動車(7205)などが急騰し、スズキ(7269)は連日で年初来高値更新となりました。