Aさん流「食費コントロールの秘儀」5つ

その1:旦那に買い物を頼まない

旦那に手伝ってもらう家事として「買い物」をお願いしているご家庭もあると思います。5人家族のAさんもご多分に漏れず買い物を旦那にお願いしていました。しかし、買い物をお願いした日の晩酌には、サバの缶詰、ひねり揚げ、とバリエーション豊かなおつまみが並びます。また、ペペロンチーノソースを買ってきても「使わないままの食材」として結局放置されています。

また、メモに書かれた通り食材は買ってきてくれますが「底値」という概念がないので、割高でも買ってきます。主婦なら「今日は高いからまた今度にしよう」と思いますが、そのような発想には至りません。それは旦那が悪いのではなく、買い物の経験値が少ないから起きることです。キャベツ1個の値段を見て安いか高いか?一朝一夕で判断できません。主婦は日々の食材の買い物で知らず知らずのうちに「コスト感覚」を身に付けています。

余計な物ばかり買うことと、価格の安い高いの判断が難しいことから、Aさんは旦那に買い物をお願いすることを止めたそうです。

その2:業務スーパーで2キロ入り鶏肉を購入

在宅ワークになったAさんの勤務時間は10時からです。そのため、ネットで話題の業務スーパーに開店時間の9時に行きます。すると、高コスパゆえ品切れのことが多い2キロ入りのモモ肉、ムネ肉、手羽元などの各種鶏肉が高確率でゲットできるそうです。一度に使いきれないので、小分けに切って冷凍すれば無駄なく使いきれます。

また、業務スーパーでは取り扱いの少ない生野菜ですが、開店直後は比較的品揃えがよく、状態のいいものが多いそうです。

その3:買い物に行く回数を減らす

買い物に行く回数が増えれば増えるほど、余計な物を買うリスクは上がりがちです。以前、Aさんは足りないものがあるとその都度買い物に行っていましたが、今は足りないものがあっても自宅にあるもので他の方法を考えます。すると冷蔵庫がスッキリしてくるそうです。また、買い物の回数が減ったことで、時間の節約にもなり、一石二鳥だと気が付いたそうです。

その4:1週間のメニューを決める

Aさんは、買い物に行く前に1週間の献立をざっと立てます。まず冷蔵庫や冷凍庫にある食材をチェック、それを使う事を優先してチラシで安いものをチェックしつつ献立を考えるそうです。そうすると食品ロスが減り、コストも抑えることができます。

その5:在庫を把握する

「卵がない」「牛乳がない」冷蔵庫の常備食材がなくて、とりあえずコンビニで購入して高い買い物をしたと自己嫌悪に陥ったことはありませんか?買い物に行く際は、卵や牛乳、玉ねぎやジャガイモなど「なくては困るもの」の在庫のチェックもして、次の買い物までのストックを切らさないようにしましょう。