2019年には「老後2000万円問題」が話題になりました。高齢無職世帯は、年金以外に約2,000万円のお金が必要という内容です。
この記事では、定年後の70代の人は貯金がいくらあると安心なのかについて解説します。
70歳の以上の金融資産保有額
金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査[2人以上世帯調査](令和元年)」によると、70歳以上の金融資産保有額(金融資産保有世帯)の割合の多い順に並べると、以下の通りです。
- 3,000万円以上 16.1%
- 2,000~3,000万円 12.3%
- 1,000~1,500万円 11.9%
- 700~1,000万円 9.3%
3000万円以上保有する世帯が一番多くを占めており、
平均は1,978万円となっています。