老後資金準備は資産運用も取り入れる
ここまでみてきたように老後の資産格差は広がっており、今後ますます増えていくのではないかと考えています。
自分が働くだけでは限界があり、また銀行や郵便局の金利は0.001%ほどです。
一昔前のように預けるだけではなかなか増えないということも実感されているのではないでしょうか。
これからの時代にはお金にも働いてもらう資産運用が必要となってくるでしょう。
日本は投資の後進国ともいわれ、保有している金融資産のほとんどが預貯金や保険となっているようにまだまだアレルギーがある方も多いのが現状です。
そして老後を迎えたときには、今まで運用をしていた商品があってもすべて現金化してしまうことも多いようです。
資産運用は時間をかけて運用することでリターンが安定してきますので、老後を迎えても運用は続けることがポイントとなります。
短期間にお金を預けて利益を出そうとせず、毎月少額からのつみたて投資で時間をかけて運用するようにしましょう。
今は国が資産運用をするための制度を準備しており、イデコやつみたてニーサがこれにあたります。
資産運用が初心者の方は、国の制度を使ってつみたて投資にチャレンジすることも出来ますが、自分では判断出来ないという場合は、お金のプロに相談する方法もあります。
その際には商品を先にすすめるのではなく、お金に対する悩みや目的目標などをじっくり聞いてもらえるようなところがおすすめです。
お金をどんな風に増やしたいかで、金融商品は変わってくるためです。
まとめにかえて
少しでも安心した老後生活を目指して、今から行動してみてはいかがでしょうか。