定年後70代、みんな貯金はいくら残しているか

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2020年版厚生労働白書 では、2040年に65歳の人が90歳まで生きる確率は、男性で42%、女性で68%と予想しています。定年を何歳で迎えるかは人によって異なりますが、老後と呼ばれる期間は決して短くありません。

人生100年時代が現実になりつつある中、一般的には定年後10年が経過している現在の70代の人は、どのぐらいの貯金があるのでしょうか。

今回はデータを見ながら、老後の資産運用について見ていきたいと思います。

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70代の金融資産保有額

金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」によると、70歳以上の金融資産保有額(金融資産保有世帯)の平均は1,978万円、中央値は1,100万円となっています。

中央値は、データを大きい順に並べてちょうど真ん中にくる値。平均値は極端に多い値に引きずられてしまうので、中央値の方がより実態を表しているといえます。

また、金融資産を保有していない世帯を含む金融資産保有額の平均は1,314万円で、中央値は460万円となっており、資産の格差があるといえます。

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山下 耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社で営業・マーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。保有資格は証券外務員一種。ツイッターは@yanta2011