ママ友は所詮ママ友!苦悩から抜け出したきっかけとは?

仲が良かったママ友に仲間外れにされたことで、保育園のママたち全員を避けるようになったTさん。人がいない時間を選んで、こそこそとお迎えに行っていたそうです。

「また同じことになったらどうしようと思ったら、ママたちと話すのが怖くなって…。友達ができないことに、引け目も感じていました」

でも、ある話を聞いてから考え方が変わったそう。それは、「女性は嫉妬しやすい」という話でした。

「女性は、子どもや自分を守るために男性に近くにいてほしいと思うそうです。自分を守ってくれる人、つまり旦那さんが他の女性に奪われてしまうかもしれないという危機感を覚えると、嫉妬心が生まれると聞きました。ママたちが私に対して悪口を言っていたのも、ある意味本能的なものであって、私が悪いわけではないと思うようにしました」

本能的なものなら、自分がどんな行動をとっても悪く言われることはある。そう思ったら、頑張ったり気を遣ったりすることがバカらしくなったといいます。

「そもそも、ママ友は子どもがきっかけでできた友達。子どもがいなかったら、友達にすらなっていなかったかもしれません。ママ友は、所詮子どもの友達のママ。そう思ったら、とてもラクになりました。例のママ友3人とは、挨拶を交わすくらいの関係でちょうどよくなっています」


おわりに

一生ものの関係を築けることもありますが、多くの場合、ママ友の付き合いは子どもの縁と共にあるもの。卒園やクラス替えをきっかけに、疎遠になることもあります。「今だけのもの」と割り切って付き合っていくことで、ラクになるかもしれませんね。

中川 雅美