転売ヤーのために利用者もホテルも大混乱

10月27日の昼過ぎに突然、「転売の事実が発覚したため、10月28日から共通利用券付きプランにはGo To トラベルの35%割引は適用できません」という趣旨のメールがホテルから届きました。

既に予約を取っているのでどうすればいいか尋ねてみたところ、Go To トラベルの35%割引を適用するためにはプランを変更するしかなく、共通利用券付きプランのまま宿泊する場合には、本来35%割引になるはずの分を支払う必要があるとのこと。

元々の共通利用券付きプランの場合、「通常の室料+共通券の額面」となるのではなく、共通券の額面によってさらに1,000~4,000円の割引きを適用した宿泊料金に設定されていました。そのため、上記のどちらを選んでも、利用者としてはかなり損をしてしまいます。

なお、共通利用券付きプランで予約をしていた場合、キャンセルしてもキャンセル料の発生はありません。しかし、公共交通機関で移動する予定で宿泊日が間近だったという場合、飛行機や鉄道、バスなどのキャンセルは難しく、当初の特典を泣く泣くあきらめて旅行するはめになった人もいるでしょう。

また、ホテル側にしても、まさか転売されるとは思っていなかったはずです。