その他では、半導体関連で信越化学工業(4063)が取引時間中に年初来高値を更新し、ゲーム関連ではバンダイナムコホールディングス(7832)も年初来高値を更新したことが目を引きました。なお、ソフトバンクグループ(9984)は6日ぶりに反発しています。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ファナック(6954)
- NTTデータ(9613)
- 日立建機(6305)
年末年始休暇の延長要請や「Go To トラベル」の延長など、旅行関連で追い風となるニュースが出ているにもかかわらず下落する銘柄が相次ぎました。
今期業績の巨額赤字が明るみとなった日本航空(9201)が▲4%超安、引け後に決算発表を控えたANAホールディングス(9202)も▲3%超安の大幅下落となりました。さらに、東海旅客鉄道(9022)などのJR株も大きく値を下げ、エイチ・アイ・エス(9603)も一時▲4%超安まで売られています。
また、小売り株では百貨店株が売られ、J. フロント リテイリング(3082)が一時▲6%安に迫る急落となり、三越伊勢丹ホールディングス(3099)も一時▲6%安へ急落しています。
その他では、三井不動産(8801)などの不動産株の下げがきつかったことが目を引きました。
葛西 裕一