「無職」の人の保険料は誰が負担している?
さらに、「無職」の人はどのように保険料を支払っているかを、同資料からみていきます。
保険料の負担者(全年代の合計)
- 自分の収入で支払い…27.3%
- 父母が負担…10.5%
- 配偶者が負担…7.5%
- それ以外の者が負担…0.4%
- この2年間保険料を納めたことがない、または全額免除あるいは猶予…35.3%
- 不詳…19.0%
さらに、「父母が負担」している人の割合を年齢層別にみると以下のようになります。
年金保険料の負担者が「父母」の割合
20~24歳…21.1%
25~29歳…15.3%
30~34歳…13.2%
35~39歳…9.7%
40~44歳…9.2%
45~49歳…3.5%
50~54歳…2.7%
55~59歳…1.7%
こちらは、就業状況別ではなく、年齢別に集計されているため、「無職」の人がどれくらい含まれているかを正確に把握することはできません。ただ、自分の収入で年金保険料を支払うことができず、家族に支払ってもらっている人が一定数存在することは確かなようです。