東証マザーズ株価指数は大幅4日続落、売買代金は130日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億142万株、売買代金は2,198億円となり、いずれも先週末より減少しました。

依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は130日連続で1,000億円を超え、18日連続で2,000億円を上回っています。

ただ、先週から顕著になった利益確定売りがより一層多く出たと見られ、株価指数は▲4%安に迫る急落となりました。これで4日続落となり、終値ではついに1,200ポイントを割り込むなど一気に調整色が強まっています。

梯子を外されたZOZOが連日の急落、くら寿司は「鬼滅の刃」コラボで年初来高値更新

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 京セラ(6971)
  • ソニー(6758)

ハイテク株では引き続き電子部品株が買われ、上期(4-9月期)業績予想の上方修正を発表した村田製作所(6981)が約20年ぶりの高値を付け、引け後に決算発表を控えた日本電産(6594)は連日で上場来高値を更新しました。さらに、太陽誘電(6976)も約39年ぶりの高値を更新し続けています。

また、記録的ヒットになりつつある映画「鬼滅の刃」に関して、東宝(9602)は材料出尽くしで軟調に推移しましたが、くら寿司(2695)が同映画とのタイアップイベント(コラボグッズの抽選等)を材料視され、主要な外食株で唯一、年初来高値更新まで大幅上昇しています。