東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は129日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億4,030万株、売買代金は2,913億円となりました。
出来高は前日並みで、売買代金は小幅増加となりました。依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は129日連続で1,000億円を超え、17日連続で2,000億円を上回り、3,000億円に達するような水準です。
しかしながら、前日同様に利益確定売りが多く出たことで3日続落となりました。終値は▲1%弱安に止まりましたが、取引時間中には一時1,200ポイント割れまで下落するなど不安定な値動きとなっています。
日経平均株価に新規採用となったネクソンが大爆騰、梯子を外されたZOZOは急落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 中外製薬(4519)
- ファナック(6954)
- ファーストリテイリング(9983)
伊藤忠商事(8001)の完全子会社になることで年内の上場廃止が決定したファミリーマート(8028)の代わりとして、新たな日経平均株価の採用銘柄が注目を集めていました。
そして前日、意表をついて韓国系オンラインゲーム会社のネクソン(3659)に決定したと発表されたことから、同社の株価は一時ストップ高(+20%高)の大爆騰となり(年初来高値更新)、終値も+17%超高で引けました。なお、実際の組み入れは10月29日の算出からとなります。
また、ハイテク株では日本電産(6594)とルネサスエレクトロニクス(6723)が年初来安値を更新し、トイレタリー株ではユニ・チャーム(8113)が買われて上場来高値を更新しています。