ご近所で経済格差を感じるときはいつ?
高齢化や単身世帯の増加が進む今、格差はゆるやかに拡大しているといわれています。また近年は、20~30代の若年層で格差が広がる傾向もみられるようです。実生活において、近所で経済格差を感じるのはどんなときなのでしょうか。
「ママ友と話していると、毎年海外旅行に行くとか、どこそこの私立に子どもを行かせたいとか、驚くような話ばかり。うちは貯金もわずかしかなくて、旅行は実家、私立なんてとんでもない。正直相手の年収が気になっている」(Sさん・35歳)
「シングルマザーで持病もあり、生活は常にカツカツ。役所と話し合いばかりしていて、そんなことに縁もなさそうなママ友を見てうらやましく思う」(Iさん・29歳)
「幼稚園でできたママ友は、立派な注文住宅に住んでいたり、高級マンションだったり……正直、劣等感を感じることは多々あります。いいお付き合いをしていますが、うちは築年数の経った狭小アパートなので、ぜったいに見せられません」(Uさん・43歳)
主婦層は住環境のほか育児や教育面、レジャーなど比較対象となるものが分かりやすいぶん、経済的な格差を感じやすいのかもしれませんね。