同じ場所に避難ができない場合の備え
もし避難所にペットを預けられるスペースがない場合、ペットを避難所以外で過ごさせることが必要になります。ここではそんな場合に備えて、3つの方法をご紹介します。
1.自宅にペットだけを残す場合
家に重大なダメージがない場合や、二次災害の危険性がないケースにはペットだけを家に残していくという選択肢もあります。この場合には飼い主が家に戻り、食べ物などの世話をすることが必要となります。いつもの買い物のついでに災害用にフードなどを備蓄しておくようにしましょう。
2.自動車を使って避難する場合
家からの避難に自動車を利用するという方には、自動車の中でペットの世話をする方法もおすすめ。車内をワイヤーネットなどで区切って、逃げ出せないように工夫することでペットが自由に過ごせる場所が作れます。
この場合には通常時から車の中にペット用の防災グッズを常備しておくと、いざというときに慌てなくて済むのでおすすめ。
3.テントを使って避難する場合
避難所でテントを使う方法はペットの過ごすスペースを確保するだけでなく、家族のプライバシーを守る方法としても有効な手段。ペットの避難用にテントを用意する場合には、ペットがゆったりと過ごせるケージが入るサイズがおすすめです。
犬・猫以外の動物の避難方法は?
自治体などで想定されているのは犬や猫がほとんどで、鳥や小動物などの避難については情報が少ないのが現状。また種類によっては犬や猫と同じスペースにいることでストレスを感じることもあります。先ほどお話しした同じ場所に避難ができない場合の備えの内容を参考に、ペットのストレスが少ない方法を選んで安全な場所に避難させてあげるようにしましょう。