還暦だからこその不安もある

還暦を迎えてもその実感がない一方で、還暦以降の人生に抱く不安も見えてきました。還暦人の不安で最も多かったのが「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」で59.6%「判断能力の低下(認知症等脳の病気や車の運転など)」が44.0%、そして「自分の介護」で41.6%となりました。

還暦以降の人生にかかるお金のことよりも、健康や身体についての不安が多いことがわかりました。これを裏付けるように、健康維持のためにお金を使っている人は61.4%となり、平均で1万4,239円を使ってるとの調査結果が出ています。

還暦以降の人生で不安に思うこと(出典:PGF生命調べ)

若いうちからやっておいた方がいいこと

人生100年時代となり、還暦人が備えとして考えていることもあります。人生を振り返ったときに、それらはできるだけ早く、若いうちから取り組んでいた方がいいことでもあるでしょう。

還暦からスタートするよりも30代、40代で始めた方が時間がかけられるだけ有利になることが多いのは事実。それらを若い世代へのメッセージとして考えると、鍵になるのは2つあることがわかりました。