定年退職者1人平均退職給付額の推移 大学・大学院卒(管理・事務・技術職)

平成15年:2,499万円
平成20年:2,280万円
平成25年:1,941万円
平成30年:1,983万円

平成15年と比較すると、平成30年は516万円減少していることが分かります。

さらに言えば、平成30年から調査対象に複合サービス事業を含むため、平成25年以前と時系列で比較するために算出された平成30年の1人平均退職給付額は1,788万円となります。

これは、平成15年と比較すると、なんと711万円の減少となります。

こうしてみると、私たちが受取る退職金の金額は年々減少傾向にあることが分かります。 

老後の生活資金は自助努力で準備が必要!?

ここまで退職金について見てきましたが、ここで言えることは、わたし達はたらく世代の人は今のうちから資産運用をして将来の老後資金を準備していく必要があるということです。

資産運用はみなさんが思っている以上に地道な長期戦です。

これは何故かというと、資産運用につきものの「リスク」を回避する一番の方法は「時間をかけること」と言われているためです。