あなたは今、働いている会社の給与や待遇に満足していますか?新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響で、会社や自分の状況が変化し、将来のキャリアや働き方について考えたという人は多いでしょう。副業やテレワークなどの働き方を望むビジネスパーソンも増えているようです。

そこで今回は(株)リクルートキャリアの調査をもとに、働く人たちの仕事に関する意識変化を見ていきます。

コロナ禍のビジネスパーソンに聞く!転職で重視するポイントは?

(株)リクルートキャリアは、2020年8月に、全国の20~60代の就業者(経営者、公務員、自営業、自由業、パート・アルバイトを除く)948名に「新型コロナウイルス禍での仕事に関するアンケート」を実施しました。

この調査によると、「転職を検討中/活動中」の人のうち58.8%が「自分のキャリアを見つめ直したり、考えたりした」と回答。

「自分の将来のキャリアを見つめ直したり、考えたりした」人のうち、「転職における重視項目はコロナ禍でどう変わったか?」といった質問に対して、重視する項目の変化が大きかったのは、「給料が高い」「テレワークが認められている」「副業が認められている」の順となりました。

  • 給料が高い             15%増 (入社時32.4%→調査時47.4%)
  • テレワークが認められている     14.4%増 (入社時7.5%→調査時21.9%)
  • 副業が認められている        10.8%増 (入社時7.5%→調査時18.3%)

回答の結果から、企業に所属して働くという意識から、会社に縛られず、個人での生産性向上を求めている人が増えてきたといえるでしょう。