その他では、翌日に決算発表を控えたファーストリテイリングが年初来高値を更新し、着実に上場来高値に近付いていることが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ファナック(6954)
- ソニー(6758)
- トヨタ自動車(7203)
前々日に続き、再び精密機器株に売りが集まり、オリンパス(7733)以外は軒並み年初来安値更新となりました。
リコー(7752)が約8年ぶりの安値更新、キヤノン(7751)が約22年ぶりの安値更新、ニコン(7731)は約26年ぶりの安値更新、急落したコニカミノルタ(4902)に至っては約45年ぶりの安値更新となりました(いずれも株式分割等の考慮後)。
なお、上場来高値圏にあるオリンパスも値を下げて引けています。
また、前日に安値更新となったアパレル株や紳士服販売株が相次いで急落し、青山商事(8219)、オンワードホールディングス(8016)、AOKIホールディングス(8214)が連日で年初来安値更新となっています。
その他では、基本給引き下げ等の人件費削減が話題となっているANAホールディングス(9202)が、その一部詳細が報じられたものの、株価は▲5%安に迫る急落となったことが目を引きました。さらに、日本航空(9201)も同様に大幅安でした。
葛西 裕一