事業構造改革が進まないキヤノンが約22年ぶりの安値! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2020年10月12日

その他では、楽天(4755)やZホールディングス(4689)などが連日で年初来高値を更新しましたが、目立った動きまでには至りませんでした。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファナック(6954)
  • 安川電機(6506)
  • 第一三共(4568)

ハイテク株が総じて下落する中、とりわけ、精密機器株の一角が売られました。デジカメ事業とオフィス機器事業の不振が顕著なキヤノン(7751)は値を下げて約21年8カ月ぶりの安値を付け(株式分割考慮後)、同じように事業構造改革が進まないニコン(7731)は約25年5カ月ぶりの安値となりました。

一方で、デジカメ部門をリストラし(投資ファンドへ売却)、得意とする内視鏡など医療機器事業に注力を果たしたオリンパス(7733)は上場来高値水準にあります(注:この日は下落)。それと比べると、上記2社は大きな後れを取ったと言えましょう。

その他では、先週末に大幅赤字転落となった上期決算を発表した吉野家ホールディングス(9861)が、一時▲8%超安の急落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅高で年初来高値更新となり、弁護士ドットコム(6027)も上場来高値を更新しています。

葛西 裕一

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執筆者

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。