4. 売れなければ、「どうすれば売れるのか」考えることができる

フリマアプリでは、出品したものがすぐに売れるとは限りません。理由としては値段が高いこと、季節が合わず需要がないことなどがありますが、その理由を自分で考えて、対策をとることがポイントになってきます。

例えば値段が高いならば、似たような商品をチェックして値段を揃えればいいでしょう。需要がないならば、出品する季節を考えたり、複数の出品物をセットにした「まとめ売り」をしてみるなど、自分で工夫ができます。

ネットで調べれば答えが出てくる便利さに慣れていると、「売れない」という事実は挫折にもなるかもしれません。でも「自分だったらどうすれば買う?」と買い手の気持ちを考えるなど、できることは意外に多いのです。

5.フリマアプリを生涯使えるツールにできる

使わないものを売ること自体は、この先もずっと続いていくと思います。おそらく今よりももっと便利なサービスができてくるでしょう。ツールなどの土台は揃っているのだから、あとはひたすら続けるだけ。

実はこの「続ける」が案外難しいのですが、私の場合は「不用品を毎年10万円売ったら、10年で100万円。30年で300万円」と考えています。要するに短期的に見るのではなく、長い目で見たときにいくらになるのかな?と考え、それをモチベーションにしてきたのです。

女子大生の場合、年齢的にもまだまだ若く、時間もたっぷりあるでしょう。だったらその時間を有効に使っていきましょう。長く続けることで、結果的に大きなお金になると考えれば、フリマアプリは一生涯使っていける便利なツールになりますね。

まとめ

COVID-19によってアルバイト収入が減る中で、新しい方法でお金を稼ごうとする女子大生。なんとも心強いなと感じるのは、筆者だけではないはず。フリマアプリを使うならば、出品禁止物や禁止行為の確認はもちろんですが、匿名配送にするなど個人情報を守ることも考えていきましょう。

参考

『「アルバイト・収入」に関するアンケート調査』株式会社KIRINZ 調べ

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査対象:KIRINZコミュニティ内の女子大生 500人(有効回答数)
調査時期:2020年8月

川崎 さちえ