出光興産が目指す次世代CIGS太陽電池 軽量&フレキシブルで新市場開拓、タンデム型も開発 2020.10.12 00:00 公開 執筆者電子デバイス産業新聞 出光興産が次世代のCIGS太陽電池の開発に力を入れている。宇宙、航空、車載といった新市場への用途拡大を目指し、軽量基板を用いた軽量&フレキシブルモジュールを開発している。さらに、2つの発電層を重ねたタンデム型の開発にも着手した。トップセルに超高効率のⅢ-Ⅴ族化合物、ボトムセルにCIGSを用いたタンデム型をコンソーシアムで開発するほか、トップセルにペロブスカイト太陽電池(PSC)を用いたタンデム型も独自に開発している。 記事の続きを読む 1/2 画像と一緒に記事を読む 関連記事 2019年太陽光発電10大ニュース 新市場創出の動きが活発化 太陽光発電(PV)は発電コストの低下やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みなどを背景に、世界市場で普及・拡大が進んでいる。2019年は前年を上回る導入を果たしたもようで、補助金に頼らない自律成長も始まっている。かつて世界市場をリードした日本企業は事業縮小が続くが、PVの出荷で上位を独占する中国勢は生産能力増強を加速している。また、ペロブスカイト太陽電池(PSC)の商業化や車載PVなど、新市場創出の動きも活発化している。今回は19年の太陽光発電10大ニュースを選出し、20年の市場および技術動向を展望する。 黄昏の日の丸太陽電池、もう結晶シリコンでは勝てない 日本の太陽電池(PV)メーカーの影が一段と薄くなってきた。2018年における日本企業のPVモジュール出荷量の総計は約3.2GWだったが、これは出荷量トップの中国Jinko Solarの3分の1以下に過ぎない。ここまで出荷量が少なくなると、当然ながらグローバルの出荷競争からは完全に脱落しており、しかも生産量は年々減少している。価格や販売量で勝負できないPVビジネスにおいて、日本メーカーはどのような戦略で生き残りを図ろうとしているのか。 東芝が狙う次世代太陽電池、ペロブスカイトやタンデム型を商業化 東芝が次世代太陽電池(PV)の技術開発を加速している。世界中で開発競争が激化するペロブスカイト太陽電池(PSC)については、NEDOプロジェクトに参画して実用化研究に取り組んでおり、2018年には700c㎡サイズのフレキシブルPSCモジュールで世界最高効率を達成した。 多士済々のポストリチウムイオン電池 全樹脂電池など実用化進む 中国CATL、車載用LiBでさらに飛躍 顧客にテスラ加え、一気に急浮上 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #出光興産