教室に響く「倍返しだ!」〜半沢直樹から銀行員を知る子どもたち

当初予定されていた4月14日スタートが新型コロナウイルスの影響を受け、約3カ月後の7月19日に放送開始となったTBS系日曜劇場『半沢直樹』。前作から7年の時を経てもその人気は衰えることなく、高視聴率を連発し、ツイッターでも全10話で世界トレンド1位を叩き出すなど社会現象になりました。

昭和や平成中期までのような、人気テレビ番組が学校で話題の中心になる時代は過ぎ去りました。しかし、半沢直樹は別格のようで、小学校の教室内で「倍返しだ」の名台詞がたびたび響き渡っているといいます。子どもたちの目に、銀行員はどのように映っているのでしょうか。

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子どもにはわかりにくい「金融の世界」でも人気に

トレンディードラマが一世を風靡したバブル時代も、その後長く続いた不況時代も、ドラマの世界は基本的に男女の恋物語を軸にしたものが人気を集めていました。しかし、2000年代後半に入ると「草食系男子」という言葉が登場し、若者の恋愛離れが指摘され始めます。

そして時代の空気を読み取るかのように、テレビドラマは恋愛ものに代わって刑事ものや医療ものなど特定の職業をめぐる物語へと流れを変えていきました。

一般に、親の好きなドラマを子どもが一緒に見ることは珍しいことではありません。近所のママ友は親子で法廷ドラマに夢中になり、娘さんが弁護士になりたいと口にするようになったそう。そんな様子を見たママ友は、渡りに船とばかりに「勉強しようね」と声をかけたといいます。

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元塾講師。現在は3人子供の子育てをしながら執筆活動をしている。子育てと自分の経験を活かし、教育に関する情報を発信。