貯めたポイントや中古品を売って得たお金は一度使ってしまえば終わりですし、同じ副業でも業務委託契約ではこのコロナ禍でいつ契約を切られてもおかしくありません。コロナの展望に関して何か明るいニュースが出るようになるまでは、この傾向は継続していくのではないでしょうか。

おわりに

コロナ禍を受けて、多くの働く主婦は家計に対して悲観的になっており、これまで以上に安定・継続した収入を得ることを目指していることが分かりました。

この記事を読んでいる方の中にも、コロナ禍によって家計や収入に影響が出ている方もいることでしょう。家計への影響はそれぞれの状況によっても異なるため、ブログやSNSなどで見た他の人の実例をそっくりそのまま自分の家庭に当てはめることはできません。

そのため、コロナ禍から家計を守るには、情報を取捨選択しながらそれぞれの家庭の事情に合わせて、家計収支のバランスを取っていくことが重要です。

もし、本当に家計が厳しく生活に行き詰まってきた時には、一人で抱えずにお住まいの市区町村の担当窓口に相談してみましょう。厚生労働省や経済産業省のホームページにも、コロナ禍で家計に役立つさまざまな情報や制度が紹介されているので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。

【参考】しゅふJOB総研調査「働く主婦に聞く、これから家計はどうなりそう?「苦しくなりそう」63.5%|コロナ禍発生前より15.1ポイント上昇」(株式会社ビースタイル ホールディングス)

川上 俊介