公立学校の教師の平均退職金額は?

総務省の「給与・定員等の調査結果等(平成31年)」の「退職手当の支給状況」から、退職金が高い順・低い順に見てみましょう。

(ここでいう退職手当平均支給額は、2018年4月1日から2019年3月31日までの期間に退職した職員1人当たり平均の支給額です。また「60歳定年退職者の平均支給額」は、全退職者のうち60歳定年で退職した職員1人当たり平均の支給額となっています。)

教育公務員の60歳定年退職者の平均支給額

都道府県、高い順

1位:三重県 2,323万6,000円
2位:神奈川県 2,306万5,000円
3位:静岡県 2,301万円 
4位:京都府 2,300万6,000円
5位:兵庫県 2,298万9,000円
6位:岡山県 2,291万4,000円
7位:福島県 2,277万円
8位:鹿児島県 2,269万5,000円
9位:福岡県 2,265万5,000円
10位:大阪府 2,262万7,000円

都道府県、低い順

1位:沖縄県 2,084万7,000円
2位:岐阜県 2,137万7,000円
3位:青森県 2,166万4,000円
4位:和歌山県 2,192万2,000円
5位:鳥取県 2,195万5,000円
6位:奈良県 2,198万5,000円
7位:長崎県 2,203万3,000円
8位:北海道 2,203万6,000円
9位:高知県 2,206万1,000円
10位:栃木県 2,210万7,000円

都道府県の教育公務員の全退職者の平均支給額は、1,107万2,000円。60歳定年退職者に限定すると、2,240万5,000円です。一方、都道府県の全職種における全退職者の平均支給額は1,126万9,000円、60歳定年退職者は2,213万6,000円です。

政令指定都市、高い順

1位:名古屋市 2,371万4,000円
2位:相模原市 2,334万円
3位:浜松市 2,311万5,000円
4位:神戸市 2,300万8,000円
5位:静岡市 2,299万4,000円

政令指定都市、低い順

1位:さいたま市 1,793万2,000円
2位:仙台市 2,173万7,000円
3位:熊本市 2,187万3,000円
4位:広島市 2,189万8,000円
5位:横浜市 2,196万5,000円

政令指定都市の教育公務員の全退職者の平均支給額は、1,575万円。そのうち60歳定年退職者は2,234万円5,000円となっています。政令指定都市の全職員だと、全退職者は1,327万1,000円、60歳定年退職者は2,160万7,000円です。

最後に市区町村です。