経済的DV・異性関係

先述の司法統計では、「生活費を渡さない」や「異性関係」といった理由も挙げられています。このような原因で離婚した人にも、事情を聞いてみましょう。

「夫は『これも仕事のうち』という理由で、しょっちゅうクラブへ行っていました。それだけならまだしも、お気に入りのキャバ嬢にアクセサリーをプレゼントしていたのです。私の誕生日には、何もくれないのに…」

妻がまさかの不倫をしていました。『もう二度としない。彼とは縁を切る』と言われ1度は許したのですが、こっそりと連絡を取り合っていたことが判明。『次は離婚だよ』と通行しておいた通り、二度目は許しませんでした

「夫は『自分で稼いだお金は自分のもの』という考え方の持ち主でした。妊娠出産で私の収入が減っても『自分でやりくりしろ』とお構いなし。金銭的にも精神的にも限界でした。これはいわゆる経済的DVというものだと思いました」