少子高齢化により老後不安は更に増しているように感じます。

老後資金は自助努力でどうにかしようと資産運用に興味のある方が多くなっているようです。

特に、今回のコロナ渦で民間企業はボーナスカットや減給となった企業も少なくないようです。そういった出来事が影響を与えているともいえるでしょう。

これに対して、公務員は景気の波に左右されず、日本で一番安定している職業と言われていることはご存知かと思います。
今回はなかなか表立って公表されにくい公務員の退職金、中でも国家公務員の退職金について確認してみましょう。

国家公務員とは

公務員と一口にいっても職種は様々ですが、大きく2つに分けられます。

「国家公務員」と「地方公務員」です。

現在日本の公務員の数は国家公務員が58.5万人、地方公務員が274.2万人となっています。

国家公務員は国の業務に従事する職員のこととなっており、特別職と一般職に分かれます。この中で、給与法が適用される一般職の国家公務員は27.7万人となっています。

ではこの一般職の国家公務員が支給される退職金について詳しく確認してみましょう。