「離婚」
何十年も共に過ごしてきたのなら、一度や二度は夫婦の危機は訪れたでしょう。そんななかでも「離婚しなくてよかった」という意見をまとめてみました。
「私が離婚をしたいと思った理由は、姑問題です。
同居生活で毎日辟易していましたが、ここで離婚すれば子どもたちと路頭に迷う……と考え、耐えました。最終的に介護から最後を看取るまでそばにいたので、自分自身が偉かったな、と思います。夫の親族からも『よく頑張ったね』と褒めてもらいました。(60代・女性)」
「夫のモラハラに、何度も離婚が頭をよぎりました。
ずっと『子どもが成人したら』『夫が退職金を受け取ったら』と計画を立てていましたが、実際に子どもが成人して、夫が退職したら離婚したいという想いが消えました。熟年離婚が怖いのか、夫が私に気遣うようになりましたね。(70代・女性)」
絶対に離婚しない方がいい、ということではないのだとか。みなさんが口を揃えていうのは『勢いで行動しないこと』が大切なのだといいます。離婚以外の選択肢も考慮したうえで、じっくり考えることが重要なようです。