会社の「ダメ体質」に限界を感じて転職した人たち

会社の方針、体制、風土に納得がいかず、転職する人も多いようです。

副業を禁止するなら給料を上げて!

金融機関で働くAさんは、金融機関とは思えないほどの低い給与に不満を漏らします。副業は禁止、週休3日制も選択できないため、低い給与を補完する術もありません。優秀な人が残る理由が見つけにくそうです。

「同僚は同業他社から、年収1.5倍アップの条件でオファーをもらって転職。管理職以上は、同業他社から特に狙われやすく、ヘッドハンティングを受けている人も多いです。人材流出の流れは止められなさそう…」と打ち明けてくれました。

女性だけがやる仕事の存在に辟易

マスコミ系で働くBさんは「女性だけがやる仕事」の存在が不満だといいます。「そもそも女性の数が少ないです。女性がやるものと暗黙的に決まっている仕事がたくさんあります。お茶汲み、会議資料のコピーや配布、備品管理、ゴミ捨て、掃除や窓拭きまで…。まだありますよ。航空券・新幹線チケットや宿泊の手配、電話対応さえ女性しかやらないって、かなり時代錯誤じゃないですか?」

時代は令和、男性陣はそれらを女性社員に任せて当たり前という話を聞くと、競争力が下降する未来が見えてきますね。