メリット②相乗効果が得られる

複数の仕事をしていると、一つの環境では得られないスキルが身につき、それぞれの仕事に相乗効果をもたらします。

筆者の場合、会社では紙媒体の編集、個人ではwebライティングの仕事が中心です。類似の仕事ではあるものの、この二つの視点の掛け合わせがとても有効で、それぞれに良い還元ができています。また、組織の中で得る経験と個人で得る経験は全く違うため、自分自身の総合的なスキルアップになっています。

この相乗効果は、どんな仕事を組み合わせても得られるものです。自分の関わる場が増えることで、思わぬ知識やスキルが別の仕事に活かせることも多く、それが面白いところかもしれません。

また、会社員とフリーランスを掛け持つ場合は、実質的なメリットもあります。会社員として社会保険・厚生年金などの利点を活かしつつ、個人での業務に必要なもの(書籍やセミナー代、通信費、家賃など)は「経費」として計上できるので、節税対策にもなります。確定申告の手間は必要ですが、いいとこ取りの賢い働き方と言えるでしょう。