トヨタ自動車100%出資の広告会社・デルフィスが今年8月に行った「コロナ禍における『移動』『クルマ』に関する意識調査」では、行き先(同一県内 or 県またぎ)、日程(日帰り or 宿泊)の組み合わせ4パターンで、今年中の国内旅行・レジャーの意向を尋ねています。
その結果、唯一「同一県内 × 日帰り」の組み合わせにおいて、「積極・肯定派(39%)」が「消極・否定派(33%)」を僅差で上回るスコアとなりました。
同一県内の旅行・レジャーに行くときの交通手段としては、78%の人が「自家用車」と答えているので、シルバーウィークの旅行・レジャーでは「同一県内での日帰りドライブ」が主流となるのかもしれませんね。
ちなみに筆者の家庭でも、シルバーウィークには県内の有名な観光地を宿泊なしで2~3ヵ所巡る予定でいます。
感染者が悪者になる風潮があるうちは外出を楽しみにくい
デルフィスの調査では、外出したいという気持ちが高まる条件についても聞いています。
その結果、外出したいという気持ちが高まるための条件トップ3は、「感染者が悪者になる風潮がなくなること(41%)」「他県ナンバー狩りのような遠出客を嫌う風潮がなくなること(39%)」「感染拡大防止に努めながら普段通りの行動が許される機運の高まり(38%)」となりました。
感染防止のための対策が徹底されること以上に、感染することや外出に対する世の中の風当たりや機運が変わることのほうが重要だと考えている人が多いことが分かります。