「もっと夫婦で話し合えばよかった・・・」(Bさん)
Bさんは「あとさきを考えず、感情的に離婚してしまった」と振り返ります。結婚生活を送っていたときBさんは専業主婦だったため、離婚後はまず仕事探しから始まりました。親権は夫に取られ、経済的な苦しみを味わい、本当に離婚がよい決断だったのか悩むそうです。
経済力がないと賃貸住宅の契約も難しくなります。クレジットカードも申し込めません。たとえ審査が緩い物件を借りることができたとしても、仕事が決まるまで貯金を切り崩しながらの生活を余儀なくされます。「実家を頼る」などの選択肢がない場合は、とても厳しい生活となる可能性があるわけです。
寂しい毎日を送るなか、Cさんは「感情的にならずに少し距離をおいて話し合えば、家族で楽しく過ごせていたかもしれない、とふと考えてしまう」と本音を話してくれました。
離婚後の経済力や子どもの気持ちなどを深く考えず、勢いで離婚してしまうと、後悔することは確かに多いでしょう。離婚の話し合いは何度でも慎重に行ない、冷静に決断するのがよさそうです。