元気なうちにしておきたい「お墓」のお話~どこに入る?いくらかかる?~

「終活」にどんなイメージを持っていますか?この先の人生をよりよく生きどんな最期を迎えたいかなどを改めて見つめなおす、ポジティブな活動としてとらえる人が増えています。

とはいえ、お葬式や遺産相続など、自分の亡くなったあとに向けての準備であることには変わりません。生前にある程度の準備をしておくことで、自分の気持ちを残すことができるとともに、後を託す家族の負担を軽減することにもつながります。

さて、みなさんは自分の「お墓」について、改めて考えたことはありますか?

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「先祖代々のお墓に入りたい」と考えている人が多い

楽天インサイト株式会社が実施した「終活に関する調査」をみていきます。この調査結果によると、自分の供養(埋葬)に望む方法について、「特にない/わからない」(29.5%)と回答した人がトップ、2位は「先祖代々受け継がれているお墓に入る」(23.0%)、3位「自分(や家族)で建てたお墓に入る」(21.3%)でした。

自然散骨や樹木葬、寺院などが管理してくれる永代供養や納骨堂など、「お墓」のスタイルは多様化しています。とはいえ、いわゆる「昔ながらのお墓」に入りたいと考えている人が多いようです。この傾向は、「お墓の管理をしていない人」より「お墓の管理をしている人」に高くみられるようです。

お墓の管理と「墓じまい」

自分が「昔ながらのお墓」に入りたいと思っても、実際にそれを管理するのは残された家族。生きているときの住まいとは違い、ここがお墓の難しいところです。

それに関連して、近年話題となっているのが「墓じまい」。故人の遺骨をほかの墓地に移転したり、永代供養墓地に改葬したりすることです。先述の調査結果でも、全体の22.2%の人が「墓じまいを考えている」もしくは「すでに墓じまいした」と回答しています。

少子化・核家族化が進んでいます。たとえば、夫婦ともにきょうだいがいなかった場合、夫婦で2つの実家の墓守りをしなくてはならない…なんてこともあるわけですよね。

各家庭ごとに価値観は異なりますが「墓じまい」をすることは、家族への負担を減らすことにつながるといえるでしょう。先ほどの調査でも、「子どもや他の家族に墓の面倒をかけたくないから」という理由で墓じまいをする人が全体の半数以上となっています。

墓じまいを含めてお墓の管理を考えていくことは、自分自身ではなく、残される家族のために必要なのかもしれません。

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。