新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でテレワークが浸透してから、「コロナ太り」という言葉を見ることも珍しくなくなった。オフィスまでの通勤もなくなり、運動をすることも減り、口さみしさからついついお菓子や冷凍食品に手が伸びてしまう……当てはまる人も多いのではないだろうか。
「5分の運動でも脂肪は燃えます」「ダイエットはオーダーメイド」日本肥満予防健康協会 理事長で5,000人以上のダイエット指導者を育成してきた藤田賢史さんの口からは、意外な言葉がいくつも飛び出した。また、同協会が2020年5月にリリースした「スマートスタイル検定」とは一体どのような検定なのか?検定のもつ魅力と、新しい生活様式に対応するダイエット法を藤田さんに伺った。
食べるスピード>食べる順番
「自宅にいることも多いと思いますので、なにかを作ることに挑戦するのもいいかもしれませんね」
自分で作る場合は塩よりも香辛料を使うようにする、油を使うよりも煮る、炊くようにするなど、作り方を工夫できるのが大きなポイントだと藤田さんは言う。
食べる順番よりも食べるスピードが大事、とのアドバイスもあった。
「野菜を先に食べる、といった順番を意識するよりも食べる時間を長くすることの方が効果的です。実際に食事をして脳が満腹を感じるまでにはラグがあるので、食事時間は20~30分かけることを勧めています」