自宅から大学に通えない!自宅外通学を始めるための費用はいくら必要?
無事、大学受験を乗り越え、志望する大学から合格通知を受け取った時、その大学は自宅からの通学ができるかどうかは重要な問題です。もし、自宅外通学を余儀なくされる場合、一人暮らしを始めるための費用としてアパートの敷金や家財道具の購入費が必要となります。
前述の調査結果によると、自宅外通学を始めるための費用は以下の通りです。
令和元年4月の入学時に自宅外通学を始めるためにかかったアパートの敷金、家財道具の購入費等の合計
- 25万円未満:34.8%
- 25万円以上50万円未満:29.6%
- 50万円以上75万円未満:25.4%
- 75万円以上100万円未満:2.2%
- 100万円以上:8%
上記の平均額は入学者1人あたり39.1万円です。特に入学や勤務先の異動等が多い3月は引っ越し業者も多忙な時期となるため、引っ越しに関連する費用も金額が割増となりがちです。
自宅外通学を始める場合はこれに仕送り額も必要となるため、自宅から通える人に比べて大学進学にかかる費用負担も大きくなります。
参考に、同じ調査結果によると、自宅外通学者への仕送り額の平均は年間102.3万円です。多少遠くても自宅から通ってもらえないか、一人暮らしがしたい子どもと真剣な交渉が必要な人も多いのではないでしょうか。