子どもがすくすくと大きくなっていくにつれて、同じように大きくなっていくのが「学費」に対する不安ではないでしょうか。
すくすく育つ子どもの成長を喜びながら、「今年こそは学資準備のために何か始めないと」と思っている人も多いことと思います。
そこで今回は大学進学時にいくらくらい必要なのかを、いくつかのタイミング別にみていきたいと思います。
いよいよ受験突入!子ども1人当たりの入学費用はどれくらいかかるの?
いよいよ受験本番となった時、受験費用や学校納付金といった費用が必要になります。
日本政策金融公庫公表の「教育費負担の実態調査結果(2020年3月11日発表)」によると、子ども1人あたりの入学費用(受験費用、学校納付金、入学しなかった学校への納付金)の平均額は以下の通りです。
私立短大
- 受験費用:26.7万円
- 学校納付金31.2万円
- 入学しなかった学校への納付金:9万円
国公立大学
- 受験費用:29.2万円
- 学校納付金:31.0万円
- 入学しなかった学校への納付金:11.3万円
私立大学文系
- 受験費用:33.6万円
- 学校納付金:44.6万円
- 入学しなかった学校への納付金:8.5万円
私立大学理系
- 受験費用:32.7万円
- 学校納付金:43.8万円
- 入学しなかった学校への納付金:8.0万円
国公立大学、私立大学のいずれも受験費用、学校納付金、さらに入学しなかった学校への納付金の負担は70万円~90万円程度必要であることがここでわかります。もちろん試験を受ける子どものプレッシャーと負担が一番大きいのですが、親としてもこの額を準備しないといけないプレッシャーと負担に押しつぶされないようにしないといけません。