一方で、スーパーは子どもにとって「良い体験や学び」の場でもあります。季節の野菜やフルーツが並び、数々の魚介類が並ぶスーパーは子どもの目には新鮮に映るもの。
そして、「自分で好きなお菓子を選ぶ」ことも大切な経験の一つ。大きくなってくると値段を比べたり、どのようにお店で販売されているかを見るという点は、のちに小学校の算数や社会でも学ぶことです。
「子どもが小さくて/下の子を妊娠中で/きょうだいが多くて、遠出をしてあげたいけれどできない」というママにとって、スーパーは子どものための大切な体験の場でもあるのです。
リアルとネットの併用で大変さを減らし、体験は残す
3児をワンオペ育児中の筆者も、下の子が小さく、またきょうだいが多いこともあり、頻繁に遠出することは難しい状況です。
それでも買い物へ行くと「あ、スイカだ。大きいね」「おさかな怖い」と口にする1~3歳児に、「梨の季節だね」「こっちのが安いんだ」と比べる幼稚園児、「自分でお会計をしたい」という小学生を見て、スーパーという体験の大切さを感じています。
ただし、広い店内が面白くて走り回ってしまうこともあるので、いつもいつも「リアルのスーパー」では大変。そこで「ネットスーパー」を使い分けることにしました。
肉や野菜、牛乳や豆腐といった基本の買い物は「ネットスーパー」に頼みます。買い物中は子どもを抱っこしたり、手を繋いだり、追いかけるのに必死。その点、雨の日でも、子どもが熱を出して看病中でも、重い荷物を家まで運んでくれるのは、とても助かります。