現在はコロナ禍ですが、ネットを活用すればスーパーに長時間滞在することもなくなりますし、スーパーに行く回数を減らすこともできます。

一方で「リアルのスーパー」では日常で足りないものや、子どもや自分が食べたいもののみを買いに出かけます。スーパーに行けば季節ごとの野菜や魚を見ることができますし、子どもが自分で考えて選ぶ、店内や会計の様子を見るといった体験は残ります。

家計管理や節約にも◎

リアルとネットスーパーの併用は、 家計管理や節約にも役立ちます。

ネットスーパーなら買い物時に合計金額が出てくるので、計算も簡単。予定金額を超えたら、「商品を見直して余計なものを減らす」ことも簡単にできます。リアルだと商品を戻すのに遠くまで歩かなければいけないため、疲れていると諦めることもありました。

ネットで買い物をすれば、細々としたものの「ついで買い」もなくなります。誘惑に負けて買ってしまったということも減らせるでしょう。一方で、いつも子どもが行きたがらなくて買えなかったもの(たとえば基礎化粧品など)も、ゆっくり吟味して購入できます。

リアルでの買い物は「週1回」「千円まで」「お菓子は1人1個」などと決めておくと、家計管理も簡単に。スーパーを「身近で子どもが良い体験ができる場所」という視点で考えると、併用も上手くいきます。

リアルのスーパーで買うものが少ないと、ママにとっては時短にもなり、物理的にも心理的にも余裕が生まれるでしょう。買うものの点数が減れば、スーパーの買い物がママにとってもちょっとした気分転換に変わるでしょう。

宮野 茉莉子