その他では、依然として任天堂(7974)の物色が続いており、連日で年初来高値を更新したことが目を引きました。なお、連日で大幅上昇だった三井物産(8031)などの商社株は概ね小幅高に止まっています。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- KDDI(9433)
- アステラス製薬(4503)
- 日本化薬(4272)
従前より携帯料金の引下げを唱えていた菅官房長官が次期首相候補として有力視され始めたことから大幅安が続いた通信株は、概ね落ち着きを取り戻しています。
しかし、KDDIだけは下げ止まりの気配が乏しく、これで3日連続して日経平均株価の下落寄与トップとなり、終値では6日続落となりました。
また、自動車株が総じて軟調に推移し、ホンダ(7267)、SUBARU(7270)、日産自動車(7201)が大きく値を下げいます。
その他では、高島屋(8233)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株が冴えない値動きとなったことが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、ミクシィ(2121)が年初来高値を更新し、メルカリ(4385)も大幅高となりました。
葛西 裕一