また、外出自粛によってレジャーやショッピングを楽しむ頻度が減ってしまったことから、その代わりに「食べること・飲むことを楽しもう」というように、娯楽対象の変化も影響していると言えそうです。

このように、飲食によって「おうち時間」を楽しめるのは良いことなのですが、一方で食費が家計を圧迫してくる可能性も否めません。実際に、国内No.1のレシピ動画サービス「クラシル」を運営するdely株式会社が、今年6月に公表した「食費に関する意識調査」によると、今後減らしたい支出に71.4%もの人が「食費」と回答しています。

自宅での時間を楽しめるように工夫しつつも、コロナ禍が収束してきたら再度節約に力を入れていきたいという人も多いようですね。

「日用品」はネット購入が増加している

先ほどの「OZmall」の調査では、4位には「日用品」がランクインしました。今年2月~3月頃には、スーパーやドラッグストアにおいて、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品の買い占めが問題になったのは記憶に新しいでしょう。

その他にも、「日用品」にはマスクや消毒用アルコール、ハンドソープなどが含まれ、コロナの長引く影響で消費量が増加していることが要因と考えられます。また、「いつ買い占めが起こるかわからない」「買い物に行く回数を減らしたい」という理由から、ストックとして多めに買っている方もいるかもしれません。