株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続落、安倍首相辞任を受け目まぐるしい乱高下
2020年8月28日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
- 日経平均株価 22,882円(▲326円、▲1.4%) 3日続落
- TOPIX 1,604.8(▲11.0、▲0.7%) 3日続落
- 東証マザーズ株価指数 1,081.5(▲52.8、▲4.7%) 大幅続落
東証1部上場銘柄の概況
- 値上がり銘柄数:568、値下がり銘柄数:1,543、変わらず:58
- 値上がり業種数:13、値下がり業種数:20
- 年初来高値更新銘柄数:51、年初来安値更新銘柄数:4
東証1部の出来高は16億6,610万株、売買代金は2兆8,251億円(概算)となり、いずれも前日より大幅増加となりました。ジャクソンホール会議におけるFRB議長講演を無事に通過し、リスクオンモードが高まりつつあったものの、後場に安倍首相辞任の一報が流れると、市場の雰囲気があっという間に反転しました。
出来高、売買代金(3兆円には届かず)ともここ最近では高水準となりましたが、手仕舞い売りや利益確定売りが一気に出たと推察されます。
そのような中、日経平均株価は久々の乱高下となりました。辞任報道が流れた直後の急落からは+300円近く戻したものの、結局は3日続落で終値も23,000円を割り込みました。取引時間中の高値は23,376円(+168円)、安値は22,594円(▲614円)となり、値幅(高値と安値の差)は約782円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日続落となりましたが、下落率は比較的小幅に止まりました。