【高すぎる離職率】

離職率は要チェック。社員の離職で人手不足になると、残る社員の長時間労働が起きやすいです。社員の業務状況や心理状態を含め、職場環境に負のスパイラルが生じている可能性があります。

【頻繁な人材補充】

ブラックな職場で働き続けたいと思う人はいません。欠員補充が頻繁な企業は、何らかの問題が潜んでいる可能性があります。ただし、事業拡大などによるプラスの求人もあるので募集背景もしっかり確認しましょう。

【口コミサイトの評判】

ネット上には、企業について既存社員やOBが口コミや評価を投稿するサイトがあります。個人的な主観ではあるものの一定数になれば「傾向」は見えるでしょう。ブラック企業ほど、離職者が多いほど、口コミ数は増える傾向にあります。

ただ、鵜呑みにしすぎないことも大切です。顔の見えない人の評価なので、気になることがあればOB・OGに質問してみるなど、確認作業も怠らないようにしましょう。

また、安全衛生優良企業マーク推進機構(SHEM)の「ブラック企業一覧」も確認しておきたいですね。

まとめ

就活で悔いのない選択をするためにも、まず自分自身と向き合い、どのような社会人として生きていきたいかを考えてみましょう。理想の姿を掴んだうえで、どのような仕事に携わりたいかをイメージするとキャリアプランもさらに具体的になり、就職先も選びやすくなります。

Web面接では、会社の雰囲気がつかみにくいのは否めませんが、その分リクルーター面談を行うなど、先輩社員と接する機会を増やしている企業もあります。コロナ禍での対応を行っているかどうかも、企業選びの大きなポイントになります。

上記で紹介したポイントや見分け方も企業研究の段階でぜひ取り入れてみてください。就活の軸や自分の価値観を大事にしながら、最適な企業選択をしましょう!

参考

(※1)就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート(2021年卒版)株式会社i-plug
「ブラック企業一覧」SHEM

池田 蒼