「お金がない・生活に余裕がない人」がやるべき節約方法

【支出の見直しをする】

毎月かかる「固定費」の見直しは、節約効果が大きいのでまず取り組むといいでしょう。格安スマホで通信費を抑える、保険を確認して重複している保険をはずすなど、一度抑えてしまうと一定の効果が得られるのがポイントです。小さなものでも、有料アプリや雑誌の定期購読など、実は不要になっているものがあるかもしれません。

また、習慣になってしまってつい見落としがちな支出にも目を向けてみましょう。米国の著名資産アドバイザーであるデヴィット・バック氏は、毎日1杯のコーヒーを頼むように「日々何気なく使ってしまうお金」のことを「ラテマネー」と呼んでいます。1杯のコーヒーをマイボトルに変えるだけで、着実に節約につながりますよ。

【節税方法を見直す】

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAを利用すると、お金を貯めながら節税につなげることができます。また、住民税と所得税が控除される「ふるさと納税」は、地域の返礼品を受け取れるため、ちょっとした楽しみにつながるかもしれませんね。

【サステナブルな視点を持つ】

近年注目されている「サステナブル」とは「持続可能な」という意味をもち、フードロスやごみ問題など「エコ」な視点をもった暮らしを指しています。これは節約生活とも好相性。野菜を余すところなく使う、すぐ着なくなる安い流行服ではなく長く愛用できる服を選ぶなど、サステナブルな視点からものごとを考えていくと、自然と心にゆとりが生まれ、節約にもつながっていくはずです。