メーガン夫人の目立ちたがりな性分を表す極め付きのエピソードは、ヘンリー王子の従妹ユージェニー王女の結婚式で、自分の懐妊の発表をしたことです。主役となるべく花嫁のユージェニー王女からスポットライトを奪い、傷つけてしまったのです。

同書では、その後ユージェニー王女はヘンリー王子夫妻の家を「何度も訪ねたりしている」ので、関係に大きなダメージを与えてはいないようだと、「大したことではない」とでも言わんばかりの説明がされているようです(※2)

資金を提供してくれるチャールズ皇太子のことは「義理の父というよりも、第2の父だ」とメーガン夫人は思っているということです。ヘンリー王子にべたべたするように「甘え」をアピールするのは得意なようです。しかし、わざとらしさ感が丸出しなのが残念。

メーガン夫人を「黒人」と見下げる人もいるでしょう。ですが、彼女が世間に受け入れられないのは、性格に問題があるのではないか、と疑わざるを得ない言動をしてきていることも否定できません。同書では2人の被害者意識だけをアピールし、自分勝手さが強調されてしまったようです。

本当に自由を求めて静かな生活がしたいのなら、こんな時期に自分達を正当化しようとする暴露本の出版許可(いや、あえて出版させた?)などしなければいいのに。結局は自ら叩かれるネタをばら撒いては「スポットライト」を浴びたいのでは、と思われるのも仕方ないのかもしれません。

参考

(※1)Daily Mail Online “Why did Meghan Markle's ex send these loving posts if he resented her success? Trevor Engelson's uncle hits back at claims the Duchess of Sussex's first husband couldn't cope with her fame”
(※2)ELLE“Princess Eugenie Was Not Happy Meghan Markle And Prince Harry Announced Their Pregnancy At Her Wedding”

美紀 ブライト