習いごとだけでなく、今後の状況次第では、学校の授業でもオンライン授業が増える可能性があります。今回オンラインで習いごとなどを受講させた親御さんの中には、子どもを集中させる方法を考えあぐねて、悩んでいる人も多いのでは?
オンラインで学校の授業に新たな可能性を開いてほしいと期待する一方、小さい子どもにとってオンラインでの学びが、そう簡単なことではないと実感した人も少なくないと思います。いかにして生身の感覚に近づけ、子どもの関心をそらさないようにできるか。また、自宅で集中するにはどうすればいいのかなど、教育サイドでも親子の側でも考えていかなければいけないことが山積みなのではないでしょうか。
リアルとオンラインの相乗効果を!
今回のことで、塾やピアノ教室、体操教室などの習いごとから、子どもたちはただ知識や技術を身につけているだけではないのだと、大いに考えさせられました。
新型コロナの影響を受け、子どもをできるだけ外出させたくない、人との接触を減らしたいという親御さんも多いことでしょう。しかし、「全部オンラインで」というのでは、子どもたちから“本当の学び”の機会を奪うことになるのではという不安があります。
コロナ禍を生き抜いて習いごとの経験を活かして成長してもらうには、オンラインだけでなく、肌で感じる体験も大切…。現状では難しい部分もありますが、両立できる方法をなんとか作り出すのが大人の使命なのではないかと感じました。
川西 まあさ