引火性液体が含まれている物は送れない?
なぜ香水が送れないのかというと、「引火の恐れがあるから」です。郵便局では、「爆発性、発火性その他の危険性のある物」は郵便物として差し出すことができないとしていて、香水は引火性の物として扱われます(「アルコール類及び60%以上含有する粧品、酒類その他の製品」)。
一方ヤマト運輸では、香水は送れるのは送れるのですが、航空搭載ができない(つまり飛行機で運ぶことができない)ので、配達までに時間がかかってしまいます。また間違いを防ぐために、送り状の品名には、必ず「香水」とかく必要があります(※2)。
他にも送ってはいけない物がある。これは注意して!
郵便局やヤマト運輸などの民間の宅配会社のホームページには、送ることができない物、あるいは送る場合に注意が必要な物が掲載されています。先ほどの香水は引火性があるために送れない場合もありますが、他にも以下は香水と同じ理由で送る時には注意が必要です。
- 花火、マッチ、炭
- マニキュア・香水・除光液、スプレー缶
- アルコール度数の高い酒類
バッテリー類は、郵便局でもヤマト運輸でも送ることができないと考えていいでしょう。また電池を含んでいる家電製品(カメラやオーディオ)などは、送れなくもないのですが、送る時には条件があります。
例えばヤマト運輸の場合は、テレビの場合には、購入した時のメーカーの梱包箱に入っていれば送ることができます。液晶テレビは購入時の箱か業者さんの専用梱包資材に入っていれば大丈夫とのこと。細かいルールがあるので、「これはどうなんだろう?」と思ったらホームページで調べたり、直接電話で聞いて確認すると安心です。