余裕の老後のA子さんのご両親
アラフィフ主婦A子さんのご両親は2人とも77歳で、一昨年まで会社を経営していました。今は仕事を辞めて分譲マンションに暮らしています。2人が掛けていた年金は厚生年金のみで、70歳までかけ続けたため、夫が約25万円、妻が約20万円貰えています。 (A子さんのご両親の会社は定年はありませんでした)A子さんは2人の様子を見に月に1~2回実家へ行きます。
ご両親は現役時代、孫たちに小遣いをあげることが楽しみでした。孫であるA子さんの娘たちもそれが楽しみでした。A子さんのお母さんは仕事を辞める際「ばあばが仕事を辞めたら、もうお小遣いはあげられないからね」と孫に言っていました。しかし、老後資金に余裕があるため、遊びに来た孫には結局お小遣いをあげています。
その姿を見てA子さんは「自分たちが年取った時、果たしてああやって孫に小遣いをあげられるのだろうか?」と心配になったそうです。そして、これから先の収入増と定年後の仕事確保のために副業をはじめました。さらに老後資金を確保するために証券会社のiDeCo(個人型確定拠出年金)の比較検討をして、申込書を取り寄せ記入して送り、老後の準備をスタートしました。