革靴では暑苦しいけど、サンダルではラフ過ぎる。スニーカーもピンとくるモデルがない…夏は大人にとって、足元のチョイスが悩ましい季節。

そんな大人への処方箋になるのがレザースリッポンです。革靴のかっちり感は残しつつ、スリッポンならではの抜け感もあるのが魅力のアイテム。

(EDIFICE Le Dome京都店 まえすさん)

仕事の時はセットアップ、休日はカジュアルなショーツに合わせるという使い分けも視野に入ります。今回はそれぞれタイプの異なるレザースリッポンを4足集めてみたので、ぜひチェックしてみてください!

上品なのにカジュアル

冒頭の画像でスタッフさんが着用していたのがこちら。細身のスタリッシュなシルエットながら、スリッポンタイプなのでフォーマルに寄り過ぎません。

画像ではわかりにくいですが、アッパーのレザーは細かいシボ(※革表面のシワ模様)がある上品な質感。実際のスタッフの愛用率も高いとのことです。比較的手頃なプライスも◎

レザー×ジュートのコンビが洒落てる

もう少しカジュアルに寄せるなら、〈アクトシリーズ〉の一足がおすすめです。レザーアッパーではあるものの、ミッドソールに採用しているのは夏らしいジュート素材。

エスパドリーユ感覚で履けるので、ショーツとの相性もよさそうです。画像のブラックの他のベージュ、ネイビーの色味も上品なので、ぜひアイテム詳細もご覧ください。

サンダルの代わりにはコレ

レザースリッポンの中でも、特に夏らしい雰囲気を味わえるのは〈アルフレッドバニスター〉の一足。革紐を交差して編み上げる、メキシコの伝統的な履物「ハラチ」の製法を採用しています。

通気性が高いので、蒸れが気になる方にもピッタリ。この夏のサンダル代わりにいかがでしょうか。

スニーカー派は別注を狙うべし

根っからのスニーカー派なら、〈ビオトープ〉別注のジャックパーセルスリッポンが見逃せません。シボ感あるレザーのアッパーは高級感があり、スニーカーというより革靴のような表情。

細かい部分ですが、ステッチのカラーにホワイトを使わず、すべてブラックで統一しているのも技ありです。「フォーマルな服装にもバッチリ合う」と提案スタッフも太鼓判を押す一足。

あとがき

ついサンダルに目が向きがちな夏ですが、ぜひレザースリッポンにも注目してみてください。いつものコーディネートもちょっと上品にキマるはずです。

FACY