新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が、再び全国で増加しています。子どもたちの夏休みも、大型連休同様に「STAY HOME(お家で過ごそう)」を合言葉に過ごしていくことが求められそうですね。
普段はもっとも自分がリラックスできる自宅というプライベートスペースだとしても、これだけの長期間を同じ空間で過ごしていると、不満が蓄積されメンタルに不安を感じている人も少なくありません。
コロナ禍で多くの人は、どのように過ごしているのでしょうか?また、同じ家の中で過ごす者同士が、お互い気持ちよく過ごすためには、一体どうすべきなのか気になりますよね。
今回は、各家庭における自粛期間中の動向を探るとともに、家庭の中でも気持ちを切り替えながら楽しく過ごしていく方法について、考えていきます。
自粛期間「同居人との関係の変化」はいかに?
エアトリ旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業の他、ライフイノベーション事業や投資事業を手掛ける株式会社エアトリが、20代以上の男女1035人を対象に、自粛期間の「『同居人との関係の変化』に関するアンケート調査」を実施しました。
家にいる時間が長くなった人を対象に「自宅にいる時間が長くなったことで、心理的・身体的に変化はありましたか?」という質問をしたところ、21.5%の人が「心理的にも身体的にも変化があった」と回答し、17.7%が「心理的に変化があった」、そして11.4%が「身体的に変化があった」という答えがみられたのです。
実に回答の半数を超える50.6%の人たちが、何かしらの変化を感じているということが分かりました。
さらに「心理的に変化があった」という回答者を対象に同居相手別にリサーチしたところ、下記のような結果が……。
- 義親・・・71.4%
- 実祖父母・・・52.6%
- 実親・・・46.7%
- 子ども・・・43.8%
- 配偶者・パートナー・・・40.2%
- 義祖父母・・・28.6%
- •単身・・・28.1%
- その他・・・39.1%
以上の回答結果を見ると、同居しながらも遠慮がある義親などを対象に、心理的変化を感じていることが分かります。
とはいえ、普段から接触している子どもや配偶者、パートナーといった身近な存在でも、40%前後という決して少なくない割合の人たちが、何らかの変化を感じているのが窺えますね。