過去5年の業績動向
吉野家ホールディングス(連結)の業績推移についても見ておきましょう。
まず、売上高ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2016年2月期に1857億円であった水準が、2020年2月期には2162億円となっています。
また、経常利益については、2016年2月期の23億円から2018年2月期の46億円まで増益が継続しましたが、その後は2019年2月期は3億円、2020年2月期は33億円でした。
投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失は、2016年2月期の8億円の利益から2018年2月期の14億円の利益まで増益が続きましたが、その後は2019年2月期は60億円の損失、2020年2月期は7億円の利益となっています。